節約にはお弁当が大活躍!作り置きを詰めるだけの簡単お弁当

節約にはお弁当が大活躍!作り置きを詰めるだけの簡単お弁当

お弁当に作り置きのおかずを使って節約を

お弁当に作り置きのおかずを使って節約を

朝がくると主婦のみなさんは時間との厳しい戦いが始まりますよね。見映えも綺麗で、栄養もあって美味しいお弁当を家族のために用意したいと思いますが、現実的にはお弁当だけに手間をかけている余裕もありません。

そこでおすすめしたいのが、おかずの作り置きです。

週末などにまとめて作っておき、朝は詰めるだけにすれば、簡単なのにちゃんとおうちの味がするお弁当になります。

とはいえ、どんなおかずが作り置きにできるのか、よくわからないという人もいるかと思います。今回は、そんなお役立ち作り置きレシピを紹介していきます。

家族の栄養バランスを考えると、やっぱりお昼ごはんは外食するよりもお弁当にしたいと思いますよね。また、お昼の外食をやめることができますのでランチ代の節約になります。

無理をせずにお弁当作りを続けるためには、時間がある時にまとめて作り置きをして、そのおかずを上手に活用することです。

まとめ買いをした食材を無駄なく使い回して、おかずのバリエーションを広げていくことができれば、お弁当作り楽しくなり味ももっと美味しくなります!

akari

週末におかずの作り置きを

週末におかずの作り置きを

平日はなにかと忙しいため、なかなか時間が取れないのであれば、週末におかずの作り置きをしておくことをおすすめします。何品くらい作れば大丈夫か、大まかな計画を立てるようにしましょう。

とはいえ、最初から一週間分の作り置きを用意するのは大変だと思いますので、まずは数品作ってみましょう。それで、様子をみながら少しずつ増やしていくようにすると、ライフスタイルに合った作り置きが習慣化できます

無駄のないお買い物でお弁当準備

作り置きには、ある程度まとまった量の食材が必要になってきます。

量がいるからといって無計画にお買い物をすると、使い切れずに無駄にしてしまいます。お買い物に行く前に、冷蔵庫に今何が入っているのか、何を買い足さなくてはならないのか、きちんと確認しておきましょう。

できるだけ一度のお買い物で必要な食材を揃えましょう。お買い物に行く回数が増えると、ついつい余計なものまで買ってしまいがちです。まとめ買いによって追加の出費を抑えて食費を節約しましょう。

数品のメインとサブで上手に使い回す

お弁当には、メインを1種類、サブを2〜3種類詰めるようにするとバランスが良くなります。お弁当の中身がすべて作り置きで賄えれば理想的です。とはいえ、たまには便利な冷凍食品を活用しましょう。

おかずの組み合わせを変えながら、飽きのこないお弁当づくりも大切です。

作り置きができる冷めても美味しいおかず

保存がきくおかずは、多めに作っておくと便利です。お肉ばかりのお弁当にならないよう、野菜と乾物のおかずを紹介します。

にんじんとごぼうのきんぴら

にんじんとごぼうのきんぴら

シャキシャキの食感を味わえるきんぴらは、箸休めに最適なおかずです。辛みが苦手なのであれば、唐辛子を除いて作りましょう。

材料
  • ごぼう…1本
  • にんじん…1/2本
  • ごま油…大さじ1
  • 白ごま…大さじ2
  • 赤唐辛子…1本
A
  • 砂糖…大さじ1
  • 酒…大さじ1
  • しょうゆ…大さじ2
作り方
  1. 5㎝の長さにごぼうを細切りにして、酢水に5分ほど浸しておきましょう。水気を切ったら、にんじんも同様に5㎝程度の長さに切りましょう。唐辛子は種を取り除いて、小口切りにします。
  2. ごま油と唐辛子をフライパンに入れて弱火で温めて、香りが立ってきたら、ごぼうとにんじんを加えて中火で炒めます。そこにAを加えて汁気が少なくなってきたら火からおろし、最後に白ごまを加えて混ぜましょう。

ひじきの煮物

ひじきの煮物

ひじきの煮ものに、大豆といんげんを加えて作ります。大豆のホクホク感で食べ応えを加えて、いんげんの緑で彩りを加えています。

材料
  • 芽ひじき…20g
  • にんじん…3㎝分
  • いんげん…4本
  • 油揚げ…1/2枚
  • 大豆(水煮)…60g
  • 水…150cc
A
  • 砂糖…大さじ2
  • 酒…大さじ2
  • しょうゆ…大さじ3と1/2
作り方
  1. ひじきはさっと水洗いしてから、10分水に浸して戻しましょう。戻したひじきをざるにあげて水気を切りましょう。にんじんは5㎝程度の角柱形(拍子切り)に切って、いんげんは1㎝程度の長さに切りましょう。
  2. 油揚げに熱湯をかけて油抜きして、半分に切ってからそれを細切りにしましょう。
  3. 鍋に150ccの水を入れて大豆を一煮立ちさせ、Aを加えて弱火で10分煮ましょう。その他の材料をすべて加えて、時々混ぜながら汁気が少なくなるまで煮たら完成です。

切り干し大根の煮もの

切り干し大根の煮もの

切り干し大根の煮ものは、ほっこりと家庭の味をだしてくれるお弁当の名脇役です。

材料
  • 切り干し大根…40g
  • にんじん…1/3本
  • 油揚げ…1枚
  • 切り干し大根の戻し汁+水…500cc
A
  • 砂糖…大さじ1と1/2
  • 酒…大さじ2
  • しょうゆ…大さじ3
作り方
  1. 切り干し大根を水洗いしてから、10分くらい水に浸してから水気を切りましょう。水で戻し過ぎてしまうと食感がなくなってしまうので10分くらいを目安に覚えておきましょう。
  2. にんじんと油揚げを細切りにしましょう。油揚げは、熱湯をかけて油抜きをすることを忘れないようにしましょう。
  3. 切り干し大根の戻し汁と水を鍋に入れて一煮立ちさせて、切り干し大根とにんじん、油揚げを入れて弱火で3分ほど煮ましょう。
  4. 最後にAを加えて汁気がなくなるまで加熱したら完成です。

にんじんのナムル

切り干し大根の煮もの

にんじんのナムルは、お弁当に彩りが欲しい時に重宝する一品です。ちなみに、油をオリーブオイルに変えることで、洋風にアレンジすることも可能です。

材料
  • にんじん…1本
A
  • 塩…小さじ1/2
  • ごま油…大さじ1
  • 酢…小さじ1
  • 砂糖、しょうゆ…各少々
作り方
  1. にんじんをスライサーで千切りにして、お湯でさっと茹でましょう。
  2. 水気を切ってから、熱いうちにAを加えて和えましょう。

筑前煮

筑前煮

筑前煮を鍋で作っているご家庭も多いかと思いますが、フライパンで作れば具材がくっつかないので楽に作れます。フライパンは、面積が広いぶん火の通りも早く、味も早く染み込みます。

材料
  • 鶏もも肉…1枚
  • にんじん…1/2本
  • エリンギ…2本
  • 大根…4cm
  • れんこん…4cm
  • サラダ油…大さじ1/2
A
  • 水…150cc
  • 酒…大さじ2
  • みりん…大さじ1
  • しょうゆ…大さじ4
  • 砂糖…大さじ3
作り方
  1. 鶏肉とにんじん、エリンギはを一口大に切って、大根とれんこんは1cm幅のいちょう切りにしましょう。
  2. フライパンに油を熱して、切った材料を炒めてから、Aを加えて弱火で20分ほど煮れば完成です。

たけのことしいたけの煮物

たけのことしいたけの煮物

しいたけの出汁がきいた、旨味たっぷりの煮物です。誰もが好きな定番の味です。

材料
  • たけのこ(水煮)…1個
  • 干ししいたけ…8個
A
  • みりん…大さじ3
  • 砂糖…大さじ3
  • しょうゆ…大さじ3
作り方
  1. 干ししいたけは350ccの水につけて戻しましょう(戻し汁はとっておく)。たけのこは5mm程度の厚さに切って、サッと下ゆでをしましょう。
  2. 鍋にたけのことしいたけ、A、戻し汁を入れて弱火にかけて、20分くらい煮れば完成です。

肉巻きアスパラ

肉巻きアスパラ

肉巻きアスパラはゆでて巻くだけなのでとっても簡単です。まとめて作って冷凍しておきましょう。小分けにしてラップ に包み保存袋に入れましょう。冷凍すれば1か月は保存ができます。

材料
  • 豚薄切り肉…20枚
  • アスパラガス…20本
  • 塩…少々
  • 片栗粉…適量
  • サラダ油…適量
作り方
  1. アスパラガスにあるハカマを除いてから、下ゆでをして半分の長さに切りましょう。豚肉も半分に切って広げたら塩を軽くふり、アスパラガスを端から巻いて、 片栗粉を全面にまぶしましょう。
  2. フライパンでサラダ油を熱し、肉巻きアスパラを転がしながら焼いていきましょう。お弁当用であれば、さらに半分に切って保存すれば使いやすくあります。

お弁当を手軽に作って節約に貢献

おかずの作り置きをしておくことで、毎日の食事の支度に余裕ができます。家族の健康を考えながら、美味しいおうちの味をお弁当にぎゅっと詰めることができます。

お弁当を続けることで、健康面のサポートはもちろんですが、ランチ代を節約することができるのも嬉しいポイントですよね。

作り置きのおかずはまだまだ一杯あります。毎日のお弁当習慣を楽しく続けられるように、いろいろな作り置きレシピを試してみてください。