食費節約で月2万円台に!実現するために必須な冷蔵庫の整理術

食費節約で月2万円台に!実現するために必須な冷蔵庫の整理術

食費を節約していくことで、上手にお金を貯めることができます。貯金できる人は、総じて食費を月2万円台ほどに抑えていて節約上手です。逆に、貯金できない人は食費が高くなっている傾向があります。

食費を月間2万円台に抑えるためにおすすめしたいのが、冷蔵庫の整理術です。

なぜ、冷蔵庫の整理術なのか疑問を持つ人も多いかと思います。実は、食費が高い人は冷蔵庫の整理ができていない人が多い傾向にあるんです。

akari

今回は、そんな残念な冷蔵庫を紹介したうえで、そうならないための整理術を紹介していきます。冷蔵庫を綺麗に整理して食費2万円台を実現してください。

冷蔵室に食材を詰め込みすぎ

冷蔵室に食材を詰め込みすぎ

食費が高くなっている人の冷蔵庫は、たくさんの食材が常に詰まっている状態です。常に詰まっているということは、毎回、冷蔵庫が空にならないよう食材を買っているからです。これでは食費が高くなるのは当然です。冷蔵庫が空になるのが不安という人はとくに要注意です。

食材を買うときは、1週間で使い切れる量を心がけて冷蔵室に入れるようにしましょう。

また、食費の節約だけでなく、電気代の節約としても冷蔵室は詰め込みすぎないようにしましょう。

家庭の電力消費で冷蔵庫は約15%を占めてきます。冷蔵室に食材を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなり、余計に電気代がかかってしまいます。詰め込みすぎは、冷蔵室の中の見通しが悪くなるため、欲しいものを探すのに時間がかかります。そうなりますと、開閉時間が長くなりその分、電気代がかかってしまうのです。

整理のポイント
  • 常温で保存できるもので、未開封なら冷蔵室から取り出す
  • 口に合わない、家族に不評なものは処分する
  • 賞味期限が分からない食品を取り除く
  • 飲み物をドアポケットに収納する
  • 容器を統一して、並べた時に無駄なスペースができないようにする

冷蔵庫に収納ルールがない

冷蔵庫に収納ルールがない

冷蔵庫に食材を詰め込みすぎている場合、収納ルールがないことがほとんどです。買い物から帰ってきて、冷蔵庫の空いているスペースに買ってきた食材を詰めるだけです。思い当たる人も多いのではないでしょうか。

詰め込みすぎていると、冷蔵庫に何が入っているか把握していないことが多く、冷蔵庫に既にある食材を買ってしまったり、賞味期限を過ぎてしまうことも少なくありません。

冷蔵庫の中が詰め込みすぎということは、食材を効率よく使うことができず無駄が多いということです。

冷蔵室の中央を空けて効率を上げる

冷蔵室にある棚ですが、各段の中央を空けるようにして、両サイドに食材を並べましょう。こうすることで、食材を前後に並べたとしても奥まで見通すことができるので出し入れがスムーズになります。

冷蔵室の中がひと目で把握できますし、使い忘れを予防することができます。サっと食材を出し入れできるので、開閉時間としてもほんの僅かな時間だけになるので節電に繋がります。

冷凍室は立て入れ収納する

今どきの冷凍庫は、引き出しタイプが主流になっています。引き出しタイプは、出し入れがしやすくとても便利な冷凍庫です。

この引き出しタイプですが、食材を積み重ねて冷凍していると、下になった食材に気付かないことがあります。これを防ぐために冷凍室では、立て入れで冷蔵するのが基本です。冷凍庫を開けたときに、上から見てすぐに分かるようにします。

おすすめなのは、エリアを作って、肉や魚、野菜、ご飯、加工品といったジャンルごとに区画しておくと、素早く取り出すことができます。

野菜室は種類別に収納する

野菜室は深さがある分、使いやすそうに見えますが、意外と使いにくい場所だったりします。

野菜は形や大きさの違いが大きく、何も考えずに入れていくと小さい野菜なんかは見つけにくかったりします。また、置く場所によっては、つぶれてせっかくの野菜が傷んでしまいます。

縦に育つ野菜は立てて入れましょう。にんじんやきゅうり、エノキなどが該当します。立てにくい場合には、100均などでケースを買ってきて収納しましょう。

トマトやピーマン、ナスといった形が不揃いな野菜などは、仕切りを作って見やすくまとめておきましょう。使いかけの細かい野菜は、ジッパー袋や透明なタッパーに入れて、使い忘れないがないように見えるところに入れましょう。

ペットボトルが多い

ペットボトルが多い

食費が安い人は、冷蔵庫にペットボトルの飲み物が多くありません。ペットボトルの飲み物が高いということを知っているからです。逆に、食費が高い人の冷蔵庫には、ペットボトルの飲み物がたくさん入っています。

ペットボトルの飲み物は、2リットルで200円前後になり、500mlで150円前後になります。これが、麦茶や緑茶、コーヒーを自分で作ったら、1杯あたり10円前後で作ることができます。買うより作ったほうが圧倒的に安あがりです。

加工品が多い

加工品が多い

食費が高い人の冷蔵庫には、レトルトやウインナー、ハム、小分けのヨーグルトなど加工品の割合が圧倒的に多いです。すぐ食べられる加工品は、業者がすぐ食べられるよう手間をかけています。この手間の分だけ、値段に上乗せされています。加工品は、便利で簡単に使えますが、加工品ばかり使っていますと食費も比例して上がっていきます。

ちなみに、食費が低い人の冷蔵庫は、加工品ではなく、肉や魚、野菜といった食材がほとんどです。

冷蔵室だけが充実している

冷蔵室だけが充実している

食費が高い人の冷蔵庫は、冷蔵室が詰め込みすぎですが、それ以外の冷凍庫や野菜室はガラガラだったりします。節約効果の高い野菜をたくさん買ってコストを減らすことはしませんし、食材を冷凍して無駄を減らすこともしていないからです。

冷蔵室に食材がたくさん入っていればいるほど電気代がかかってきますが、冷凍室の場合は逆で、食材が入っていればいるほど冷凍もの同士で冷やしあうから省エネになります。整理ができていない残念な冷蔵庫は、電気代の節約から見ても残念な冷蔵庫なのです。

食費を節約するなら冷蔵庫の整理から

冷蔵庫は食材をただ保存するだけのものではありません。冷蔵庫を上手に使うことで食材を管理でき、効率よく使うことができます。食費を減らすなら、まずは冷蔵庫の整理をしましょう。

冷蔵庫を見直すことで食費の節約ができます。食材の無駄がどんどん減って、食費が20,000円台も可能になります。

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