食費を抑えたい人必見!今日からできる食費節約術9選

食費を抑えたい人必見!今日からできる食費節約術9選

食事は毎日とるものだからこそ、気になってくるのが毎月の食費ですよね。とはいえ、気になってはいるが外食してしまったり、忙しいから出来合いのものを買ってしまったりと、出費が多くなってしまうこともあるでしょう。

今後、状況が変わり今よりも食費がかかってくることも想定されますし、そうなってしまう前に食費の節約を習慣づけたいものです。

そこで今回は、今日からできる食費の節約術9選を紹介していきます。

1ヵ月あたりの平均食費は?

1ヵ月あたりの平均食費は?

他のご家庭がどのくらいの食費になっているのか気になるかと思います。

2019年総務省統計局で調査した一般的な家庭の食費の平均は75,258円という結果がでています。約75,000円の内、62,000円くらいを食材に使って、12,000円くらいを外食に使っているようです。

世帯人数別の食費(食材費+外食費)
  • 2人世帯…66,525円
  • 3人世帯…77,071円
  • 4人世帯…83,799円
  • 5人世帯…91,588円

食費節約の始め方

食費節約の始め方

食費を節約しようとして意気込んでしまうと、高すぎる目標を設定してしまい長続きしません。食費節約を始めるために必要な心得を紹介します。

ポイント1:自宅でのごはんを楽しむ

食費を抑えるために必要なのが、不必要な外食を極力減らすことです。勘違いして欲しくないのが、不必要なという点です。当然ですが、仕事であったり家事であったりと忙しくしている中で、毎日自炊するということは大変だと思います。そんなときには、外食やお惣菜などを買って楽をしましょう。

そういう状況を除き、できるだけ外食に行く機会を減らしたり、外食したとしても予算を決めたりして、食費の節約を意識づけしていきましょう。

外食の減らし方としては、テイクアウトやスーパーの総菜などを用意したり、メインに必要な材料一式がセットになったキットを購入していくことで外食の機会が減っていくはずです。

ポイント2:食費の目標金額を決める

食費を節約するために目標金額を決める必要があります。目標金額を決めるためにも、実際にどれくらいの食費を使っているのか正確に把握しなくてはいけません。

1ヶ月の食費を把握するために、家計簿をつけておくと振り返りができて便利です。もし、つけてないのであれば、今後はお買い物ごとにレシートをしっかり貰ってそれを毎回つけるようにしましょう。

家計簿をつけているのであれば、1ヵ月分の食費を洗い出して、その出費が適正であったのか、無駄なものではなかったか確認してみましょう。

振り返ってみることで、買い物やお金の使い方のクセがだんだんと分かってきます。無駄なものの判断ができたら、1ヶ月の支出から無駄なものの支出を引いて、どれくらい食費を減らすことができるのか計算してみましょう。

そうすることで、毎月の目標金額を決められるはずです。ポイントとしては、外食用の予算と食材用予算を分けておくことです。外食用の予算を分けておかないと食費の節約は実現できません。

この週の予算さえ守ることができれば、自動的に月の目標金額は達成できますので、食費の管理も楽になりますよ。

ポイント3:家計簿をつける

毎月の目標金額を達成するためには、食費の定期的な確認を欠かすことはできません。食費の節約を習慣化するためにも、家計簿をつけることは必須なのです。

家計簿をつける重要性は知っているけどつけていない理由として、面倒というのがあるかと思います。そこでおすすめしたいのが、家計簿アプリの活用です。

アプリであれば、買い物ででてきたレシートをスマホで撮影するだけで家計簿に記録されます。それだけじゃなく、口座やクレカ、電子マネー、ポイントカードなどを一括で管理できちゃうものまであります。家計簿アプリは、高機能なのにとっても簡単なのが魅力なんです。楽して便利であれば、続けられますよね。

家計簿をつけて、毎回振り返り、予算を意識していくことで食費を節約することができます。

食費を節約できる買い物のコツは?

食費を節約できる買い物のコツは?

目標金額における週の予算が決まれば、あとは自炊に必要な食材の購入です。そこでおすすめしたい食材購入のポイントを紹介します。

ポイント4:スーパーにある安い食材を把握する

より安い食材を購入するのが食費節約の基本になります。お店によって肉が安かったり、野菜が安かったりして得意なジャンルはお店によって違ってきます。近くにあるお店で、どういったものが安く売られているか把握しておきましょう

普通のスーパーだけでなく、大量に安く食材を買うことができる業務用スーパーもおすすめです。業務用スーパーに置いてある食材は、業務用ということもあり、1つのパッケージが大きく値段が安いのが特徴です。量が多いため長期保存ができるものを選ぶようにして、パスタやミートボールなどアレンジしやすい半調理のものをまとめ買いしておきましょう。

ポイント5:1週間分の買物リストを作ってまとめ買い

足りないものをちょこちょこ買い物していては、塵も積もって大きな出費になってきます。食材を買いに行く場合は、特定の曜日にまとめ買いをするようにして、買い物に行く回数を極力減らすようにして節約しましょう。

上記でも説明しましたが、食費の予算は1週間ずつに分けて管理しましょう。1週間分の予算が毎回守れれば、月の予算が自動的に守られることになります。

あらかじめ1週間分の献立を決めることができれば、買物リストを作ることができます。そのリストに沿って食材を購入すれば予算で立てた金額を守ることができます。献立を決めるときは、肉や魚などのメイン料理を先に決めておいて、副菜に野菜を使うようにすれば、食材を効率よく使い回すことができるはずです。

1週間分の献立の立て方や考え方

献立の立て方について押えておきたいポイントを紹介していきます。ポイントを押えておくだけで、日々の料理がスムーズになります。

冷蔵庫を確認する

献立を立てる前に確認作業として必要となってくるのが、冷蔵庫と冷凍庫にある食材を把握することです。今ある食材を確認することで、どんな料理が作れるかのヒントになりますし、無駄な買い物を防ぐことができます。

1週間分のメインとなるおかずを決める

メインとなるおかずは、牛、豚、鳥、ひき肉、魚の中から選ぶようにしましょう。豚や鳥であれば、大容量のパックが割引した価格で売られていることが多いこともありますので、まとめて購入しておきメインのおかずにしましょう。

また、メインのおかずの味付けは、たとえば豚であれば生姜焼きや肉巻き、ひき肉であれば、ミートソースやハンバーグなど、味が被らないように料理するのがポイントです。

副菜を作って彩りをプラスする

副菜を決めるポイントは、メインのおかずを決めた後に考えると決めやすくあります。副菜の決め方としては、色がポイントになります。冷蔵庫に赤やオレンジなどの赤系であったり、緑や白などの野菜があるかを確認しましょう。冷蔵庫の確認をしたら、赤系や緑、白のうちの足りない色の野菜を購入すれば、彩り豊かな料理を楽しむことが出来ます

副菜の味付けは、メインのおかずとの組み合わせを考えるようにして、一緒に食卓に並べたときのことを想像して決めていくのがポイントになります。

また、この副菜は普段から作り置きしておくことで、忙しいときの手間が省けるからとても便利です。

レシピアプリを使う

献立を決めるときに参考になるのがレシピアプリです。

便利で簡単なレシピ検索アプリが多くありますので活用しないと本当に損です。アプリであれば、使いたい食材で検索できたり、料理名で検索することができます。献立が浮かばないときは、アプリで簡単にレシピ検索ができるので、是非活用するようにしましょう。

ポイント6:食材はキャッシュレスで支払う

毎月必ずかかってくる食費を、キャッシュレスでの支払いに切り替えることをおすすめします。キャッシュレスの主な決済方法としては、クレジットカードやスマホ決済、デビットカード、電子マネーといったものがあります。

なぜおすすめするのかいいますと、キャッシュレスであれば、買い物のときの支払い額に応じてポイントが付与されるからです。利用するキャッシュレスによっては、キャンペーンなどでポイントが通常よりも数倍付与されることもあります。

買い物で貯まったポイントは、買い物に使えることはもちろんですが、他社オンラインサイトのポイントへ移行したり、ギフトカードに替えたりすることができます。

目標金額を達成するためにおすすめなキャッシュレスは、前払い式の電子マネーやスマホ決済、プリペイドカードを利用することです。これらのキャッシュレスであれば、事前にチャージした分だけを利用しますので、目標金額分だけを入れておけばいいのです。そして、支払いの度に残額を確認できますし、自然と食費の節約を意識できるようになります。

料理で楽することが食費の節約に繋がる

仕事や家事で忙しい中、1週間の献立を予定どおりにこなしていくのは大変だと思います。この大変さを少しでも軽くするためにも、購入した食材をいかにして効率よく使い回せるかが鍵になってきます。料理で楽するための3つのポイントを紹介していきます。

ポイント7:野菜を購入したら作り置きにする

野菜を冷蔵庫で保存しておいたとしても、そのままだと数日で傷んでしまったり、味が落ちてしまったりするので、常備菜として保存するようにしましょう。常備菜であれば日持ちするので、数日にわたって食卓におかずとして出すことができますし、お弁当のおかずにも入れることができます。

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ポイント8:冷凍保存して長く持たせる

お肉や魚などは、時間があるときにまとめて下味をつけてから冷凍保存をすると良いでしょう。そうすることで、たとえば、冷凍させたお肉や魚を出勤前に冷凍庫から冷蔵室へ移しておいて解凍をさせ、帰宅したら加熱するだけで済みます。下味をつけているから、熱を入れるだけなので簡単に満足できるメニューが実現できます。

冷凍保存であれば、常備菜よりも保存期間が長くなり、痛みやすい夏でも安心です。

冷凍保存するときは、使いやすくカットした食材を保存袋やプラスチックの密閉容器に入れて個別に保存しておけば、さらに調理時間を短縮することができます。

ポイント9:レシピのレパートリーを増やす

作り置きはとても便利ですが、1週間の中で何度も同じおかずがでてくる残念ながら飽きてしまうものです。とはいっても、新しいメニューを毎回作るのも大変かと思います。

そこでおすすめしたいのが、常備菜や残り物のリメイクを覚えることです。基本的にリメイクの方法は2つです。

リメイク1:薄味から濃い味

具材たっぷりのスープやポトフは、その後のリメイクを考えて多めに作っておきましょう。

たとえば、ポトフであれば、カレーのルーを入れてしまえばカレーになりますし、トマト缶とバジルを足すことでミネストローネにリメイクすることができます。

スープも薄味のスープであれば、濃い味の具材を足していくことでまったく別の料理へとリメイクすることができます。間違えないで欲しいのが、薄味から濃い味に!です。

リメイク2:多めに作るとリメイクが楽

食材をその都度、小さく買うよりも、大きいパックでまとめ買いしたほうがお得です。

ひき肉であれば、ハンバーグを作るときにタネを多めに作って、ハンバーグ用とミートボール用など大小異なるサイズに成形するようにしましょう。それを加熱調理してから冷凍しておけば、使うときに煮込みハンバーグやシチューなどの多くの料理にリメイクできます。

その他にも、鶏のもも肉であれば、から揚げとして多めに揚げておきましょう。そうすれば、翌日に炒めものや油淋鶏など味付けを変えてリメイクすることができます。

まとめ

食費節約のイメージとして、我慢であったり忍耐が必要と思われがちですが、実際には無駄なところを削っていくだけのことです。今回紹介した食費を節約する9つのポイントは、お金の使い方や食材の使い方など、普段から意識しておきたい心構えなんです。

これを機に、食費節約の意識づけができて快適な食生活を迎えることができたら幸いです。