節約する理由として、欲しいものを買うためだったり、家族のためだったりなど様々な目的を実現するために貯蓄に精を出しているかと思います。
そこで今回は、節約をしてもっと貯蓄を増やしたいという人に向けて、簡単な節約術や貯蓄方法を紹介していきます。
節約術や貯蓄方法は決して難しいものではないので、すぐにでも実践してみてください。
目次
貯蓄ができる習慣
快適な暮らしを実現させるためにも家計を黒字に保ち、日々、家計のやりくりを気にして生活している人が多いかと思います。そして、そんな努力とは裏腹に、貯蓄がなかなか貯まらないと悩んでいる人も多いのが現実ではないでしょうか。
原因として多いのが、節約できる習慣が身についていないことです。では逆に、貯蓄ができている人は、どんな習慣が身についているんでしょうか。気になりますよね。
貯蓄を優先する
お金のやりくりというのは、基本的に収入と支出で成り立っているかと思います。家計での収入とはお給料のことになり、支出とは電気代や水道代といった固定費、生活費などの出ていくお金のことになります。気にするべきは、この2つのバランスなんです。
- (1)支出より収入が多い
- (2)支出と収入が一緒
- (3)支出が収入よりも多い
手元に残るお金が多くなりますので、使わずに貯蓄をしていけば自然と貯まっていきます。
手元に残るお金がないため、貯蓄ができません。
手元のお金だけでは足りない状態になっているので、貯めていたお金を使ったり借金をするので貯蓄ができないどころか減っていきます。
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貯蓄ができる人は、当然(1)の習慣になりますが、これを実現するにはポイントがあります。そのポイントとしては、貯蓄を優先させることです。
生活費用を普段通りに使って、それで余ったら貯蓄をするというやり方は、結局お金を使いきってしまい貯蓄に回せなくなってしまうのは容易に想像できます。
これを避けるにも、先取り貯蓄が有効です。給料が入ったら最初に貯蓄する分のお金を抜き取って、残ったお金でやりくりするのです。そうすることで、確実に貯蓄を確保できますし、無駄な出費を防ぐことができます。
前月や前年同月と比較する
みなさんも無駄を省けば貯蓄ができるというのは、理解していることだと思います。理解しているけど、結果として貯蓄ができない、これってなぜでしょうか。
このなぜですが、無駄な出費を理解しているかどうかです。無駄な出費というのは、生活費だけでなく、月々の固定費にも含まれていたりします。
貯蓄ができる人は、生活費や固定費を見直して対策を講じることができます。しかし、貯蓄ができない人は、出費が増えても仕方ないと判断してしまっている人です。この差が、貯蓄ができるかできないかの差となるのです。
貯蓄ができる人になるためにも、見直しが必要です。そのために、家計簿をつけるようにしましょう。そして、家計簿をつけたときは、必ず比較をして、その月はどうだったのか検証するようにしましょう。前月との差を見るのも良いですし、季節によって差が出てくる数字もあるため、前年の同月と比較しても構いません。
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比較をしてどれくらいの差になっているのかを理解して、その差が生まれる要因を見出すことができれば、節約がしやすくなるはずです。比較対象より金額を減らすことができれば、それだけ節約の効果が出ている証拠になります。
家族に協力してもらう
家計の状況を、家族全員で共有しているという人はどれくらいいるのでしょうか。パートナーには話しているという人もいれば、ご自分以外誰も知らないという人もいるかと思います。
こういう状況では、いつまでたっても節約できませんし貯蓄もできません。なぜかといいますと、生活をしているのはご自分だけではないからです。
たとえば、あなたが家計の無駄を見つけて節約したとしても、一緒に住む家族が無駄を生み出していては、あなたの努力が無駄になってしまいます。
確実に節約を実現したいのであれば、家族全員に協力してもらうことが大切なんです。家族全員で取り組むことで、貯蓄のチャンスが増えることは間違いありません。
貯蓄方法:余計な出費を減らしていく
普段の生活からは分かりづらいものですが、家計の収支を家計簿に記しておくことで、出費の大きさを実感できるようになります。どんなところに無駄な出費が生まれやすいのか紹介します。
日々のちょっとした食費の工夫が鍵
食費は毎日かかってくるものなので、工夫次第ではしっかりと節約することが可能になります。
- お弁当を作ってランチ代を節約
- 安い食材を買う
- 割引シールやクーポンのタイミングで買い物に行く
- 外食は極力行かない
こういった日々の工夫によって数十円~数百円の節約ができますし、外食をしないだけでも数千円ものお金を節約することができます。
娯楽費はバランスが大切
生活するうえで必ず必要な費用かといいますとそうでもありませんが、ストレス解消といった健康的な生活を送るために、ある程度の娯楽費の存在は必要不可欠だと思います。
一般的な娯楽費として、旅行・飲酒・ショッピングなどがあります。必要な出費だとは思いますが、欲求を満たすために費やすお金でもあるため、無駄も生まれやすくもあります。
娯楽費には上限を決めておく
娯楽費を節約するためには、上限を決めておくのが有効になります。あらかじめ決めておくことで、上限をオーバーする使い方をしなくなります。
もし、出費が多い娯楽の場合は、毎月少しずつ貯めておいて目標金額に達してからお金を計画的に使うようにしましょう。そのうえで、どれくらいのお金を娯楽に費やしているのかを見直して、多いなと思う場合は少なめに設定することで節約することができます。
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貯蓄方法:固定費の見直し
固定費は、毎月ほぼ決まったお金がかかってきて、そのうえ変動がないため節約は難しいと思っている人も多くいます。しかし、工夫することで固定費の節約は可能になります。
居住費の見直しで大幅な節約
もちろん出費はご家庭によって様々ですが、住宅ローンや家賃などの居住費が大部分を占めるのではないでしょうか。この居住費を減らすことができれば、毎月の出費が楽になるはずです。
持ち家
家を買うには大金が必要になり、たいていのご家庭は住宅ローンを組んで何十年もかけて返していくことになります。一定の収入が常にあれば問題ありませんが、時には妊娠・出産で仕事を休んだり、病気や怪我で働けなくなったりなど、様々な理由によって収入が減ってしまう可能性があります。
ローンを早く終わらせたいからといって、無理な返済をしていては家計を圧迫するだけです。多少、期間が延びたとしても、月々の返済額を減らすことを借入会社に相談してプランを見直すようにしましょう。
固定金利型を選んでいるのであれば安定した返済ができるのがメリットです。ですが、金利の水準が変動金利よりも高くなってしまう場合があります。返済計画が立てにくくても、変動金利型にした方が借入の負担を減らせる可能性があります。家計の節約のためにも、家計の状況やライフスタイルに合わせた返済計画を立てるようにしましょう。
賃貸
賃貸の場合は、毎月決まった家賃を支払うことで住むことができます。ただ、賃貸の場合は、自分の資産ではないため、住み続ける限り家賃をずっと払う必要があります。
賃貸での節約は、家賃の安いところに引っ越すことが一番簡単です。家賃が下がる分、生活水準が少し下がってしまう可能性はありますが、毎月の支出を抑えることができるため、大幅な節約が可能になります。
現在のところに長く住み続ける意思があるのならば、大家さんに家賃交渉するのも1つの手です。成功率としては決して高くはありませんが、上手くいけば毎月の支払いから数千円くらいを節約することが可能になります。
通信費はプランの見直しで節約
頻繁に新しいプランを発表するのでスマホのプランがそもそもよく分からないという人が多くいます。契約してプランを変えずに何年も経っている場合ですと、プランの見直しをするだけで月々の通信費を安くすることが可能になります。
そして、3キャリアよりも安く使えると格安スマホが注目を集めています。
akari
格安スマホの最大のメリットは、月々の支払いを3キャリアに比べてかなり抑える事ができるということです。とはいえ、契約前にご自分の使い方で本当に安くなるのか、きちんと確認してから契約するようにしましょう!
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保険の見直しで保険料を節約
保険もスマホのプランと同様で、たくさんのプランや契約内容が複雑ということもあってよく分からないという人も多くいます。そういう状況ですから、なんとなく有名な保険会社を選んでしまってたり、営業されるがままに契約をしてしまったということもあるでしょう。
保険の保障内容は難しいですし、万が一のときに備えたくて補償がたくさんあるものを選んでしまうのも無理はありません。
ですが、高い保険料を払わなくても健康保険だったり遺族年金などで賄えてしまうものも多く、万が一に備えすぎて無駄になっている場合があります。
保障に必要なものを明確にしたうえで、一度、保険内容を見直してみることをおすすめします。数千円あるいは数万円の節約に繋がることもあります。
電気やガスなどの光熱費を節約
毎日の生活に欠かせないのが電気やガスです。これらにかかってくる費用が光熱費になってきます。できるだけエアコンを使わなかったり、料理でガスを使う時間を短くするなどちょっとした工夫や努力によって節約できるため、実践している人も多いのではないでしょうか。
日々の節約ではなく今回おすすめしたいのが、電気やガスにおけるプランの見直しです。
当たり前のように契約している電気やガスですが、契約できるプランがたくさんあります。ライフスタイルに合わせてプランを変更することで、大幅に光熱費を削減できる可能性があります。現状よりもっと節約をしたいと思っているのであれば、一度見直しをしてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、ご自分で会社を一から調べて契約するのは、とても大変な作業になります。そこで、おすすめしたいのが、無料でできる一括見積りのサービスです。ガス料金を比較して手軽に見積もりができます。
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まとめ
- 日々の工夫によって節約ができるもの
- プランなどの見直しによって節約できるもの
プランの見直しを忘れていたり、そもそも面倒という理由によって、多くの人が日々の節約にばかり目を向けている傾向があります。それだけでは節約にもどうしったって限界があります。
効率よく無駄を省いていくためには、プランを見直して払っている料金が適切なのか判断することが大切なのです。そうしたうえで、日々の節約を実行すると、より効果的に節約することができます。ぜひ一度契約しているプランを見直してみましょう。