ガスはお風呂やシャワーで使ったり、料理で使ったりと、日々の生活に欠かすことはできません。そんな毎日使うガスだからこそ、毎月の支払いが高いと感じて安くしたい人は多いかと思います。今回は、簡単にできるガスの節約方法を7つ紹介します。
実は、お風呂やシャワーで使うガスの量が、ガス全使用量の8割を占めるからです。お風呂場でのガスの使用量を減らすことができればかなりの節約になるわけです。
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ちなみに冬場になると、ガス代がいつもより高くなって困るという経験があるかと思います。
冬場はお風呂に入る頻度も多くなり、そのうえ設定温度を高くしたり、追い焚き機能を使ったりとガスを使う頻度が増えます。その結果、ガス代が夏場の2倍や3倍といった料金になるのです。
目次
簡単にできる7つのガス代節約術
ガス代節約①【お風呂のふたをこまめに閉める】
お風呂をでるときに、ふたを開けっぱなしにしたままという人が意外と多くいます。当然ですが、開けっぱなしだと熱が逃げていくので、お風呂の温度が下がってしまいます。
ちなみに、お風呂のふたを閉めている状態だとしても、お湯の温度は1時間に約1℃下がると言われています。下がってしまったお風呂の温度を追い焚き機能を使って1℃上げるためには約3円のガス代がかかってきます。
- 追い焚き機能で1℃上げるためのガス代は3円
お風呂のふたもしない状態ですとお湯の温度は下がっていきます。そうなりますと、次に入る人が追い焚き機能を使ってお湯を温めます。下がった温度×3円のガス代がかかってきますので、たとえば42℃のお風呂が32℃まで下がってしまったら、元に戻すのに10℃上げる必要があります。
つまり、10℃×3円=30円かかるわけです。これを繰り返していたら、単純に1ヶ月900円のお金が追加で請求されます。
節約するためにも、短時間で連続して入るようにするか、家族何人かで一緒に入るようにしましょう。
ガス代節約②【便利グッズを使う】
お風呂の便利グッズでお湯に浮かべて保温ができるシートがあります。
保温シートを使うことによって、お湯が冷めるのを防ぐことができます。また、保温シートを単品で使うよりもお風呂のふたを併用して使うと効果的です。
ふたと保温シートの間に空気の層ができることで保温効果が得られて、長い時間お湯の温度を保つことができるのです。
保温シートは様々なメーカーから販売されていますが、保温性の高いアルミ素材を選ぶのはもちろんですが、耐熱温度や浴槽に合ったサイズ選びも重要です。
ガス代節約③【シャワーの時間を短くする】
1人用の浴槽にお湯を溜めるとなると約200Lといわれています。この200Lですが、シャワーでいうと17分間出しっぱなしにした時と同じくらいの量です。
その為、シャワーでトータル17分以下におさまる場合には、浴槽にお湯を溜めずにシャワーで済ますようにしましょう。ご家族など人数が多く、トータルで17分を超えるのであれば、お湯を溜めたほうがお得になります。
シャワーを使うときは、こまめに止めることを心がけましょう。身体や髪を洗っているときに流しっぱなしの人も多いかと思います。とてももったいない行為です。
シャワーをこまめに止めるために便利なグッズとして、節水シャワーヘッドが便利です。節水シャワーヘッドには、たいてい手元にシャワーを止めるボタンが付いています。このボタンを使って、簡単にシャワーを止めることができます。
この節水シャワーヘッドは、約30%~60%の節水効果を期待することができます。ガス代の節約だけでなく、水道代の節約にも繋がります。
- 40℃のシャワー1分間のガス代は5.8円
シャワーでかかるガス料金
期間 | 利用時間ごとのガス料金 | ||
---|---|---|---|
5分 | 10分 | 15分 | |
1回 | 29円 | 58円 | 87円 |
1ヶ月 | 870円 | 1,740円 | 2,610円 |
※一般的な都市ガスで一般的なシャワーを、40℃で1分間浴びた場合のガス代になります。
ガス代節約④【追い焚き機能はなるべく使わない】
お湯の温度が下がってしまった場合に、温め直しとして追い焚き機能を使っている人が多いかと思います。この機能を使ってしまうとガス代がかかってしまうので、お湯を足す注水で温度を上げていきましょう。この方法のがはるかに節約になります。
ガス代節約⑤【お湯の設定温度を下げる】
お湯の設定温度を高くすると、水からの温度差が大きくなり温めるためのガスの使用量が上がってしまいます。とくに水温差でいうと夏場に比べ冬場の方がより下がりますので、冬場のガス代が上がってしまうのは、この消費量が関係してきます。ちなみに、地域によって差はありますが、夏場の平均水温20℃前後で、冬場は8℃前後になります。
ガス代を安くするためには、設定温度をできるだけ低くすることが節約に繋がります。ただし、節約のためとはいえ設定温度を低くしすぎて体調を崩してしまっては意味がありませんので、適温でお湯を使うようにしましょう。
ガス代節約⑥【お湯張り機能はなるべく使わない】
お風呂のお湯を溜めるときに、ついつい止め忘れてしまったり、入れ過ぎてしまうこともあるかと思います。
お風呂は家庭で一番ガスを使うところなので、浴槽から溢れてしまうくらいのお湯は、とてももったいなくあります。
それを防ぐためなら、自動でお湯を止めてくれる、お湯張り機能は便利です。この機能を利用すれば、設定したお湯量で止めてくれるので安心して任せることができます。ただし、この機能を使うために電気代はかかってくるので使い過ぎに注意しましょう。
お湯を貯めるのは、お湯はり機能にはなるべく頼らずに、できるだけご自分で適量を溜めるようにしましょう。
ガス代節約⑦【給湯器の電源をこまめに切る】
最近は電気の給湯器が主流ですので、電源をつけっぱなしでもガス代は発生しません。ただ、電気代は発生するのでこまめに切ったほうが節約になります。
ガスの給湯器の場合は、電源が入っているだけでガスを消費します。ガスの給湯器は、電源が入っているとガスの種火がずっと付いている状態になります。この種火がガスを消費することになりガス代が発生する要因となるのです。
節約のためにも電源はこまめに切りましょう。
支払い方法をクレジットカードに変えてポイントを貯める
ガス料金の支払いですが、口座振替にしている人はクレジットカードも検討してみましょう。クレジットカード利用額にガス料金をまとめることができますし、支払い額によってクレジットカードのポイントが付くのでお得です。
まとめ
どの節約術も簡単なのですぐ実践できるものです。ぜひ実践してみて効果を実感してみてください。
また、節約術だけでなくガス会社を切り替えるという方法もあります。ガス自由化が始まり簡単にガス会社を選べるようになりました。
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