みなさんのご家庭にあるガスコンロやIHクッキングヒーターですが、どっちがお得なのか気になったことはありませんか?ガスコンロを使うとガス代がかかり、IHクッキングヒーターを使うと電気代がかかってきます。どっちがお得なのか気になりますよね!
今回は、そんなガスコンロとIHクッキングヒーターを徹底比較をしてどっちがお得なのか紹介していきます。
目次
ガスコンロとIHクッキングヒーターにかかるお金
ガスコンロのガス代
種類 | 火力 | 1時間あたりのガス代 |
---|---|---|
プロパンガス | 強(3kW) | 約53.8円 |
中(1.7kW) | 約30.5円 | |
弱(0.4kW) | 約7.2円 | |
都市ガス | 強(3kW) | 約36円 |
中(1.7kW) | 約20.4円 | |
弱(0.4kW) | 約4.8円 |
※プロパンガスが1㎥あたり500円で計算
※都市ガスが1㎥あたり150円で計算
上記の料金は、お使いのガスコンロや地域のガス料金によって違ってきます。上記のガス代は目安なります。お気づきかもしれませんが、同じガスでも都市ガスとプロパンガスとで料金に差がでてきます。プロパンガスを使っている場合、どうしてもガス代は高めになってきます。
IHクッキングヒーターの電気代
種類 | 火力 | 1時間あたりのガス代 |
---|---|---|
昼間(10~17時) | 強(3kW) | 約114円 |
中(1.7kW) | 約64.6円 | |
弱(0.4kW) | 約15.2円 | |
朝晩(7~10時、17~23時) | 強(3kW) | 約78円 |
中(1.7kW) | 約44.2円 | |
弱(0.4kW) | 約10.4円 | |
夜間(23~7時) | 強(3kW) | 約36円 |
中(1.7kW) | 約20.4円 | |
弱(0.4kW) | 約4.8円 |
※1kWhあたり昼間が38円、朝晩が26円、夜間が12円で計算
IHクッキングヒーターの電気代ですが、お使いの種類であったり契約しているプランによって違ってきます。上記の表は、電気代のおおまかな目安となります。
ちなみに、IHクッキングヒーターを使っているご家庭の多くは、オール電化向けのプランを契約していることが多く、このプランは時間帯によって料金が上記の表のように違ってきます。基本的に、夜間の電気代が安く設定しており昼間の電気代が高くなっています。
他にもプランがあって、3つの時間帯じゃなく、2つの時間帯で切り替わるものもあります。
オール電化のプランで注意したいポイントは、昼間の電気代が凄く高いということです。IHクッキングヒーターを昼間に使う場合は、使い過ぎに注意したいところです。
使い過ぎを防ぐために、たとえば、IHクッキングヒーターは17時以降に使うなど対策をしていきたいとこです。今回、17時で紹介しましたが、料金が切り替わる時間帯は契約するプランによって違ってきますので、事前に確認するようにしましょう。
1時間使ったときのコスト
1時間あたりにかかるエネルギーコストで比較してみます。
種類 | 1時間あたりのコスト |
---|---|
プロパンガス | 約17.9円 |
都市ガス | 約12円 |
昼間の電気(10~17時) | 約38円 |
朝晩の電気(7~10時、17~23時) | 約26円 |
夜間の電気(23~7時) | 約12円 |
それぞれガスコンロやIHクッキングヒーターを1時間使ったときのコストが上記の表になります。安く使えるは、都市ガスか夜間でのIHクッキングヒーターになります。
この表を見るとガスコンロの方が安く使えると思うかもしれませんが、IHクッキングヒーターは火を使わないので安全という見方もできます。
どちらがご家庭にとってメリットになるか家族で話し合ってみるといいかもしれません。
ガス代や電気代を節約するために使い方を見直す
- 鍋底についてる水分は拭き取る
- 鍋底の広い鍋で調理する
- 一緒に調理できるものはひとつの鍋で調理する
- 蓋や落し蓋を使って熱を逃げにくくする
- ガスコンロを新しくする
- 電気代の安い時間帯に使う
- 鍋底についてる水分は拭き取る
- 蓋や落し蓋を使って熱を逃げにくくする
- 一緒に調理できるものはひとつの鍋で調理する
- こまめに掃除する
ガス代や電気代の節約ですが、基本的には同じような方法で実現可能です。違う点としては、IHクッキングヒーターの場合は、使う時間帯を気にする必要があります。
また、ガスコンロの買い替えでも節約効果が見込まれます。ガスコンロは昔のものだと熱効率が悪くなっていますので、もし10年くらい前のものを使っているのなら、新しいものに替えるのも有効な手段になります。
契約会社の見直しで節約を実現する
ガスコンロやIHクッキングヒーターでの使い方によって節約は可能ですが、ガス会社や電力会社を切り替えることによって、毎月の料金を下げることも可能です。
電力自由化やガス自由化によって、今では好きな電力会社やガス会社を選べるようになりました。ただし、住んでいる環境や地域によっては選べない場合もあります。
ちなみに、プロパンガスをお使いのご家庭の場合、プロパンガスを扱っているガス会社が自由に料金を決められることもあって、高い料金設定になっているところもあります。なので、ガス会社を切り替えたら、ガス料金がかなり下がったというのはよくある話です。
ガス会社の切り替え方法
ガス会社を切り替えるためには、新しく契約するガス会社を探す必要がでてきます。全国にプロパンガスを扱っている会社は、約20,000社あると言われています。この中から、ご家庭に最適なガス会社を探すのは骨が折れる作業だと思います。
そこでおすすめしたいのが、プロパンガス会社を紹介してくれるサービスを利用すると本当に便利です。複数のプロパンガス会社の料金プランを比較することができたりします。もちろん、サービスにかかる費用は完全無料ですし、年間でいくら安くなるか算出してくれます。
一度このサービスを利用して料金プランの比較をしてみましょう。
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まとめ
今回は、ガスコンロとIHクッキングヒーターでかかるガス代や電気代について比較をしてきましたが、IHクッキングヒーターの方がガスコンロに比べるとランニングコストが高めな結果がでました。
ですが、少しの工夫によってIHクッキングヒーターでも電気代の節約することは可能になります。プランによりますが、IHクッキングヒーターを使う時間帯によって電気代が下がる場合には、使う時間を見直しましょう。そうすることで大きな節約効果が期待できるはずです。
日々の節約が苦手という人であれば、ガス会社や電力会社の見直しも有効な手になりますので、この機会にそれぞれの会社を調べてみるのもおすすめとなります!