料理で節約することができれば、食費はもちろんですが、電気代やガス代、水道代など様々な費用を節約することができます。工夫することで、大幅な節約効果が見込まれます。
とはいえ、毎日の生活だけでも主婦は大変なのに節約まで意識するのはと気が引けてしまうかと思います。
そこで今回は、日常の生活に取り入れやすく簡単な食費の節約方法を紹介します。
目次
食費節約の3つのポイント
食費の節約で抑えておきたいポイントは、大きく分けて3つです。
食費節約のポイント①:安い食材を手に入れる
食費節約において、食材を安く手にいれることはとても大事です。安い食材を見つけるための方法を紹介します。
セール品からチェック
スーパーによって賞味期限が近くなった商品を、おつとめ品としてコーナーを設けられているところもあります。ものによっては通常よりも半額以下になっているのもあるため、節約したい人にとっては欠かせない商品です。
おつとめ品は、賞味期限が近くなっただけの商品なので問題なく食べることができます。これらの商品を買うことで、食費節約はもちろんですが、食材ロスを減らすことができますので一石二鳥の方法になります。
大きさより量がお得に
袋詰めで販売されている野菜ですが、入っているサイズがバラバラだと思います。たとえば、タマネギで考えると、大玉のタマネギが3個入りのものと、大玉のタマネギと小玉のタマネギが入って5個の袋があったとします。どちらも同じ金額です。
大玉のみのタマネギは、重みを感じることができてお得な感じがあります。ですが、節約のことを考えると、実は、大玉のタマネギと小玉のタマネギが混在している方がお得なんです。
なぜかといいますと、料理に使う量を調整できるからです。タマネギを使うときに、2/3程度でいい量なのに、少量残すのはということで1個丸々使ってしまうことがあると思います。
大玉のタマネギは、使い切る用途でない限り、予定よりも使い過ぎてしまう場合があるのです。
大玉や小玉が混ざったタマネギであれば、料理の用途に合わせて量を調整することができます。少量だけ必要な場合は小玉を使って、たくさんのタマネギが必要な場合は大玉を使うことができます。
このような使い方ができる大玉や小玉が混ざった野菜は、食材を余分に消費するリスクを抑えることができるため、節約に適している野菜といえます。
インターネットで食材を購入する
お得な食材が手に入るのは、スーパーだけではありません。
インターネット上でもいろいろと購入するチャンスがあり、お徳用はもちろん訳アリ商品など、安く食材を手に入れることができます。
さらに、ネットショップでは、定期的にキャンペーンを打ち出していて、ポイントの倍率が上がるキャンペーンなどがあります。このキャンペーンを上手に活用することで、ポイントで食費をまかなうことも可能になってきますのでぜひ活用してみましょう。
食費節約のポイント②:調理法で簡単にできる食費節約
安い食材を手に入れたとしても、料理でガス代や水道代を無駄にしては、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。調理法を工夫することは大切なんです。
火を通すなら電子レンジを使う
野菜を使って炒めたり茹でたりする場合は、電子レンジで先に火を通すのがおすすめです。そうすることで、フライパンや鍋を使う時間が短縮できて、ガス代を大幅にカットすることができます。
火が通るまで時間がかかる根菜類などはとくに、電子レンジを使ってから調理するようにしましょう。
たっぷりのお湯は不要
たっぷりのお湯で茹でるものとして思い浮かぶのは、パスタや蕎麦、うどんではないでしょうか。これら麺類ですが、茹でるためにたっぷりのお湯は必要ありません。
底の深い鍋を使わなくても、フライパンでの調理で十分です。お湯の量や加熱時間を減らすことができますので、ガス代・水道代を節約することができます。
コンロを1つに絞る
2口や3口などたくさんのコンロがあると使い勝手が良くて便利なんですが、ガス代の節約を考えるのであれば、コンロを1口に絞って調理するようにしましょう。
そもそもなんでが、お使いのプロパンガスですが、ガス会社を変えることで節約に繋がってきます。契約する会社を変えるだけで、年間数万円もの節約になったという例もあります。
ガスコンロの使い方はもちろんですが、プロパンガスを取り扱っている会社も見直すことも有効なのでおすすめします。
ガス代の節約のために、プロパンガス会社を見直す
ガス自由化によって、電気と同じようにガス会社を自由に選べるようになりました。ですので、ガスもご家庭に合った料金プランを選ぶことが重要なんです。
プランの見直しをしたことがない人は、これを機会に、ご家庭にぴったりなガス会社を選んで、ガス代を無駄なく、かしこく節約するようにしましょう。
とはいえ、たくさんあるガス事業者から、自分に合うガス事業者やプランを選ぶのは大変かと思います。そんなときに便利なサービスがあります。ご家庭にぴったりなガス事業者のプランを選んで、ガス代を節約しましょう。
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食費節約のポイント③:調理器具の使い方を工夫する
毎日使う調理器具だからこそ、上手に使うことで節約できることはたくさんあります。
フライパンの使い方
調理器具で使う頻度が高いのがフライパンです。炒め物はもちろん、煮物や揚げ物など、様々な使い方ができる便利な器具です。ただし、使い方によって、ガス代を無駄にしている場合があるんです。
- 料理に使うたびにフライパンを洗っている
- 濡れたフライパンをガスで加熱し、温まるまで時間がかかる
- 何度も洗うことでフライパンがくっつきやすくなる
上記のように光熱費の無駄やフライパンへのダメージを省くためにも、頻繁にフライパンを洗わないのがおすすめです。
フライパンの使い方としては、食材の下茹でや煮物などフライパンが汚れにくい料理から使うようにして、その後に、炒め物をすればいいのです。
他の料理に使えないほど汚れたら洗うというようにして、洗う際には、フライパンの油馴染みが取れないようなるべく洗剤は使わないようにしましょう。
食費節約におすすめ食材
ひき肉
お肉は食べたいけど、100gあたり100円以上してくるお肉を見ると、手がなかなか出ないかと思います。そんな節約中でもお肉を食べたい、そんなときに強い味方になってくれるのが、ひき肉です。
- 100gあたりの価格が安い
- 加工が本当に簡単
- 小分けにして保存しやすい
- 火が通しやすく調理時間も短い
お肉の中でもひき肉は、使いやすさや安さが抜群の食材です。そんなひき肉の魅力を引き出すにはどうしたら良いのか、おすすめの節約料理レシピをご紹介します。
もやし
もやしは、安い食材の代表格です。スーパーに行けばもやしは、1袋10~20円台で買うことが可能な野菜です。
- 1袋にたくさんの量がある
- 癖がなく様々な料理に使うことができる
- 火が通るのが早いためガス代の節約になる
主菜にも副菜にもなる万能なもやしは、幅広く活躍してくれます。さらに、もやしは栄養面でも文句なしでビタミン類やミネラル類などが豊富なんです。
厚揚げ
厚揚げも節約食材として人気がありますが、1パックに入っている厚揚げの数が少ない印象のため、節約とは結びつかないという人も多いのではないでしょうか。ですが、厚揚げにも他の食材に負けない魅力があります。
- 味が染みやすく加熱時間が短い
- 少量でも満腹感を得やすい
- お肉のようなコクを出せる
厚揚げそのものに旨味があり、ちょっとした手間だけで料理に使うことができます。さらに、味が染みやすいため、長い時間煮込む必要がないからガス代を節約することができます。多めに作って冷蔵庫に保存しておけば、お弁当のおかずや一品増やしたいときに便利な食材です。
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その他にも節約食材はあります。気になる人は確認してみてください。
節約食材を選ぶならコレ!美味しく使って食費を抑えるまとめ
食費を節約することで、ガス代や水道代といった光熱費の節約にも繋がってきます。食事は毎日のことなので、コツコツと続けていくことで出費を抑えていくことができるでしょう。