プロパンガスのガス料金は、ガス会社が自由に設定できるので、契約するガス会社によって料金が相場よりも大幅に高くなる場合があります。
そこでおすすめしたい方法が、プロパンガスを取り扱っているガス会社を切り替えることです。
プロパンガス会社を切り替えることによって、普段の生活を変えることなくガス代を抑えることができます。
目次
プロパンガス会社の切り替え費用は？
プロパンガス会社の切り替え費用は無料
プロパンガス会社の切り替え費用ですが、基本的にかかることはありません。契約しているガス会社によっては、契約年数が設けられている場合があります。この契約期間内に解約してしまいますと、違約金を請求されてしまう場合があります。
契約年数や違約金は契約する会社によって様々なので、ガス会社との契約書を確認するようにしましょう。
- 新築で購入した物件である
- ガス配管の工事費用を支払った覚えがない
- ガス契約のときに、給湯器やガスコンロを無償で取り付けてもらった
上記のチェックポイントに当てはまる場合は、契約年数が設けられている可能性が高くあります。契約期間内での解約に、違約金を請求されることが考えられます。
請求される場合だとしても、ガス会社の切り替えを諦める必要はありません。
なぜかといいますと、違約金が少額であった場合には新しく契約するガス会社が肩代わりしてくれることがあります。
また、違約金が高すぎる場合や契約書に違約金・解約金の文言が存在しない場合には、違約金や解約金の支払い義務はないという事例が裁判所で判断されています。
※第一審旭川地裁：平成28年3月30日判決 → 控訴審 札幌高裁：平成28年9月14日判決
契約している内容を確認して、違約金がかかる場合にはいくらかかってくるのかを把握して、その上で、最も負担の少ない手段を選ぶようにしましょう。
プロパンガス会社の切り替え方法
- 新しいガス会社を選ぶ
- 新しいガス会社から料金プランの説明を受ける
- 新しいガス会社から利用中のガス会社へ解約の連絡をする
- 立ち会いのもとガスボンベやメーター等の交換をしてもらう
プロパンガス会社の切り替え期間としては、最短で一週間くらいで完了します。
新しいガス会社を選ぶ
新しいガス会社を選ぶために、現在利用中のガス会社の検針票を確認して、基本料金や従量単価を把握しましょう。
利用中のガス会社の基本料金や従量単価を把握したら、現在の料金よりも安く使える見込みのガス会社を探しましょう。
ちなみに従量単価は、以下の計算式で求めることができます。
従量単価 =（ 請求額（税抜）- 基本料金 ）÷ 使用量（㎥）
新しいプロパンガス会社ですが、そもそも料金を公開しているとこはあまりなく、また、全国に20,000社近く存在しますので、ガス会社を選ぶことは大変な作業だと思います。
そんなガス会社を選ぶ方法として簡単なのが、プロパンガス会社の料金比較サービスを利用することです。申し込むことであなたに合った最適のプロパンガス会社を知ることができるのでおすすめです。
ガス代の節約のために、プロパンガス会社を見直す
プランの見直しをしたことがない人は、これを機会に、ご家庭にぴったりなガス会社を選んで、ガス代を無駄なく、かしこく節約するようにしましょう。
とはいえ、たくさんあるガス事業者から、自分に合うガス事業者やプランを選ぶのは大変かと思います。そんなときに便利なサービスがあります。ご家庭にぴったりなガス事業者のプランを選んで、ガス代を節約しましょう。
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新しいガス会社から料金プランの説明を受ける
今契約しているガス代よりも安くなるプロパンガス会社が見つかったのなら、担当者から料金プランの詳細について説明を受けましょう。
その際は、利用中のガス会社の検針票を用意しておきましょう。どれくらい安くなるのか具体的な金額を教えてもらえるはずです。
そして、違約金が発生する場合ですが、利用中のガス会社の契約書を担当者に見せて相談してみましょう。違約金の肩代わりの有無や支払い義務の有無などを教えてもらうことができます。
料金プランをしっかり聞いたうえで、新しいガス会社への切り替えを実際に行う場合は、委任状に署名・捺印をすることになります。
まだこの段階では、新しいガス会社との契約は結ばれてはいません。
新しいガス会社から利用中のガス会社へ解約の連絡をする
委任状にサインをすれば、あとは、基本的に新しいガス会社が手続きの代行をしてくれます。
新しいガス会社が、受け取った委任状を利用中のガス会社に送付して、解約意思を伝えることになります。そして、お使いのガスボンベやメーターの回収を新しいガス会社が行って、回収したボンベやメーターを旧ガス会社へ引き渡すという流れになります。
ただし、この一連の流れは、地域によって違ってきますので、気になる点があるのなら、ガス会社に確認するようにしましょう。
立ち会いのもとガスボンベやメーター等の交換をしてもらう
事前に取り決めをした日程に、ガスボンベやメーターの交換作業が行われることになります。ちなみに、作業にかかる時間は約30分と言われています。
ガスボンベやメーターの交換作業に立ち会うことは必要ありません。ですが、点検作業には立ち会うことが必要になります。
ガスの点検が完了すると、新しいプロパンガス会社と正式な契約を交わします。支払い方法を選ぶことになりますので、支払いに合わせて、クレジットカードや通帳を用意しておきましょう。
契約書に捺印したら、プロパンガス会社の切り替えは完了になります。
プロパンガス会社の切り替えでよくあるトラブル
違約金を請求される
お使いのガス会社に解約が伝わったときに、ガス会社から違約金を払えという連絡が来ることがあります。直接、ご自宅に請求書が届く場合もあります。
いずれの場合であっても、契約書を確認して、違約金の文言が書いてあるかを確かめましょう。文言がある場合には、違約金の明細を教えてもらい金額のチェックをしましょう。内容が妥当な場合には、支払い義務が発生します。新しいガス会社に相談してみましょう。
もし、契約書に解約金や違約金の文言がない場合には、消費者センターに相談するようにしましょう。
ガス会社を選べない
現在、プロパンガスを取り扱っている会社は、20,000社近く存在しています。数が多いのはもちろんですが、ガス会社は料金を公開していないことがほとんどなので、情報を集めるのはとても難しいのが現状です。
ガス会社を調べるのが面倒だし、よく分からないというのはよく聞く話です。だからといって、プロパンガス会社の切り替えを諦めてしまうのはもったいないことです。
プロパンガスは、ガス会社によって大きく料金が変わってくるので、切り替えることで月々のガス代が10%〜50%ものお金を節約することができます。
どこのガス会社にしたらいいのか分からないというのであれば、プロパンガスの料金を比較できるサービスを利用することをおすすめします。
ガス代の節約のために、プロパンガス会社を見直す
プランの見直しをしたことがない人は、これを機会に、ご家庭にぴったりなガス会社を選んで、ガス代を無駄なく、かしこく節約するようにしましょう。
とはいえ、たくさんあるガス事業者から、自分に合うガス事業者やプランを選ぶのは大変かと思います。そんなときに便利なサービスがあります。ご家庭にぴったりなガス事業者のプランを選んで、ガス代を節約しましょう。
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まとめ
- 新しいガス会社を選ぶ
- 新しいガス会社から料金プランの説明を受ける
- 新しいガス会社から利用中のガス会社へ解約の連絡をする
- 立ち会いのもとガスボンベやメーター等の交換をしてもらう
プロパンガス会社の切り替えに費用はかからず、問い合わせ後、最短で1週間ほどで作業が完了します。簡単に切り替えることができて、プロパンガスのガス代を10〜50%くらい削減することができるので、ガス代を節約したい人はこの機会にプロパンガス会社の切り替えを検討しましょう。
