生活費の中で一番削りやすいと言えるのが食費かと思います。
一人暮らしでも毎日外で食事をしている場合、約5〜6万円くらいの食費がかかってきます。この外食でかかってくる食費を、自炊に切り替えるだけで1か月の食費を劇的に下げることができるのです。
今回は、そんな食費を劇的に下げて、1ヵ月の食費を1万円にする方法を紹介していきます。
主食を安くおさえる
毎日食べる主食ということもあり、少しでも安いものを選ぶことで食費をかなり下げる効果が見込めます。
お米の値段と小麦粉の値段を比べてから実践して欲しいんですが、もし小麦粉の値段が安い場合には小麦粉を使った主食を多用してみましょう。手作りのパンやうどんなどを用意することでかなりの節約になってきます。
そして、小麦粉よりもお米の値段が安い場合には、お米を食べるようにしましょう。ちなみに、お米を買って保存する場合には冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。冷蔵保存することでお米が劣化することを防げますので、少ないキロ数を買うよりも5kgや10kgを買って保存しましょう。kgが多いの買ったほうが節約になりますし。
卵でたんぱく質を補う
生きていくうえで欠かせない栄養素の一つがたんぱく質です。このたんぱく質を摂取するために便利な食材が卵です。
10玉の卵でだいたい200円くらいで売られており、グラム数で言うと1個あたり50gくらいです。卵2個で100gで、この100gあたりで言うと40円という計算ができます。
100g40円くらいでたんぱく質が取れるものは、お肉で言うと特売のときの鶏肉ぐらいです。そして、卵が特売で買えたのならもっと安くなるので、100gあたり20円くらいになってくるでしょう。
卵を有効活用できると本当におトクというのが分かりますね。
安い店で野菜を買う
節約生活にとって野菜の購入は注意が必要です。なぜかと言いますと、野菜は季節や天候によって値段の変動が激しいからです。お米やお肉などと比べて、野菜の場合、どこで買うのか、いつ買うのか?によってかかってくる費用が大きく変わってきます。
お住まいの地域によって、安く買える場所は違ってくるかと思いますので、具体的に紹介することはできませんが、下記のようなところで購入できれば安く野菜が手に入るかと思います。
良心的な八百屋
スーパーで買うのではなく、近くに良心的な八百屋がないか調査してみましょう。八百屋に通うことで仲良くなり、オマケをしてくれたりします。スーパーでは体験できないおトクなことがあるかもしれません。
無人の販売所
これは地方に限りますが、無人の販売所で購入するのもおすすめです。無人の販売所は野菜の個数や種類が少ない場合もありますが、基本的にはスーパーよりも野菜を安く買うことができます。
ただし、無人の販売所だからと言って安心して購入するのは注意が必要です。ものによっては、安くないこともありえますので、近所にあるスーパーや八百屋の相場と比較してみて安かったら購入するようにしましょう。
ヨーグルトを手作りする
腸内環境を正常に整えるためにもヨーグルトは毎日食べたいものです。ヨーグルトを選ぶ場合は、砂糖やフルーツが入ったものではなくプレーンヨーグルトが安いのでおすすめです。
スーパーなどで買うのもいいですが、安く手に入れるのなら手作りがおすすめです。作り方としては、プレーンヨーグルトの中身が9割がた無くなった時に牛乳を注いで混ぜましょう。それを暖かいところに半日程度ほど放置すればヨーグルトが出来上がります。ちなみに、ヨーグルトは40℃前後で発酵します。
ヨーグルトメーカーを使えば簡単ですが、お湯を張った容器にヨーグルトの容器を入れて温めればOKです。
おやつを手作りする
手作りのおやつというと気後れするかもしれませんが、簡単にできるものもあります。
たとえば、ホットケーキミックスや薄力粉とベーキングパウダーなどがあればいろんなお菓子を作ることができます。それらを使ってクッキーやパウンドケーキ、スコーンなどが作れるようになれば、あとはフルーツなどを入れてアレンジができます。
時間があるときにでもクッキー生地を作っておき、棒状にしたものをラップに包み冷凍しておきましょう。そして、必要なときに必要な分だけをカットして焼けばクッキーの完成です。
お菓子代を節約!食費節約中でもお菓子をお得に食べる方法家族からの支援をありがたくいただく
一人暮らしであればまだしも、夫婦や子供のいるご家庭であれば、1ヵ月1万円という食費はかなり難しいかと思います。難しいですが、不可能なことではありません。
たとえば、実家から季節ごとにお米やいろんな野菜が届くというご家庭もあるかと思います。これらを受け取るだけで、他のご家庭と比べて1ヵ月数千円もの節約になってきます。
ご近所に農家の方がいて流通に出せない形の悪い農作物を分けて貰えるという人もいるでしょう。
こういう環境にいる人は、幸運だと思います。無料で手に入る野菜やお米を感謝しつついただくことで節約に繋がってきます。
1ヵ月1万円の節約は短期間にとどめる
ヵ月1万円の食費節約というのはかなり大変なことかと思います。
この節約は、やむを得ない事情があってどうしても支出を抑えたいときに、一時的に実践する緊急避難な方法と言った方がいいかもしれません。
先月使いすぎてしまい今月はお財布を締め直すというようなときに、実践していただきたい方法です。今回の方法は、日常的や長期的な節約には不向きですので気を付けましょう。
日常的だったる長期的な食費節約をするのであれば、上記の節約をそのまま全て実践するのではなく、部分的に使えるところを取り入れるようにしましょう。