お給料の額はあまり関係なく貯金ができるかどうかは、その人の意識づけによるところが大きいといわれています。貯金ができる人には共通した習慣があります。
節約ではなく今回は目線を変えて、貯金ができる人が行っている習慣を紹介していきます。参考にしていただいて、できるところから、この習慣を普段の生活に取り入れてみてください。
目次
ちょっとした意識づけで貯金ができる
もちろん、給料が多ければ貯金することも簡単かもしれません。ですが、少ない人でも少ないなりにきちんと貯金をしています。
貯金ができる人には共通した意識づけがあります。意識づけによって、日常生活におけるちょっとした習慣が貯金に結びついているのです。
貯金ができる人の12の習慣
1.整理整頓されたお財布を使っている
貯金ができる人は、いつもスッキリとした財布を使っています。財布がレシートやポイントカードなどでパンパンになっているということはありません。
財布に入れるカード類も少なく、買物用やポイント用などきちんと用途に合わせて使い分けています。こまめにレシートを整理して、家計簿やアプリに使った分をつけているため、お財布に領収書やレシートが入りっぱなしということがありません。
財布をきちんと確認しているから、いくら入っているか分かっていますし、何にお金を使ったのかを把握しています。何に使ってお金が無くなったのか分からないということがありません。
2.ざっくりでも家計簿をつける
貯金できる人は毎月の収支をきちんと把握しています。自分がどんな用途でどう使っているか分析しています。
まずは、ざっくりとでもいいので家計簿をつけましょう。便利なアプリもあり、レシートをスマホで撮るだけで管理してくれるのもあります。
さらに上級者は、お金の用途を項目ごとにどれだけ使っているのか意識しています。食費や交際費といった流動的なものは、目標金額を設定していて、毎月どれくらい必要なのかを把握しています。そうすることでお金を使い過ぎることがなくなり、自分でブレーキをかけることができます。
3.部屋が整理整頓されて片付いている
貯金できる人は、財布だけでなく部屋も片付いています。
生理整頓できているということは、どこに何があるのかを把握できるということです。クローゼットや引き出しといった見えないところもスッキリとしています。
整理整頓ができていれば、足りなくなった時に必要な分だけ買うことができます。使いやすいのはもちろんですが、無駄買いしなくなるので節約に繋がります。
家にあるのに似たような服や小物を買ってしまったという失敗はありませんか?こういったありがちな失敗がなくなります。
4.先取り貯金をして残りのお金を使う
残ったお金を貯金しているのではなく、まず先に貯金をしています。貯金する額を決めて、そのお金を確実に毎月貯金するのです。コツコツと続けられる金額を設定していて、この習慣を長く続けられることが何より大切なポイントです。
銀行の積立を利用して給料日を引き落とし日に設定すれば、強制的に貯金をすることができます。お金が残ったら貯金しようではいつまでも貯金ができません。こういった考えをやめて、先取り貯金を心がけましょう。
5.早起きして余裕を持つ
時間に余裕を持つことができるため、朝早く起きることをおすすめします。朝に余裕ができれば、お弁当を作ったり、マイボトルにお茶やコーヒーを用意したりと節約に繋がっていきます。
朝食も家でしっかり取れるので、コンビニなどで買う必要がありません。
また時間に余裕があれば、バタバタと用意することもありませんし、忘れ物もなくなります。遅刻の心配からも解放されます。
6.人の為にお金を使う
貯金ができる人は、自分のためだけにお金を使いません。人のためにもお金を使っています。
大切な人や家族、友人などを喜ばせるために、誕生日プレゼントやお祝いごとにお金を使っています。大切な人の幸せを心から願って使うのです。
これは巡り巡って自分に戻ってきます。人から愛される人は、お金からも愛されます。ただし、お金を使う額はあくまでも無理のない範囲で行いましょう。無計画では散財になってしまいます。
7.お買い物は迷ったら買わない
お買い物が好きという人は、見るだけのつもりがついつい買ってしまうということも多いはずです。
買い物をするときは、『迷ったら買わない!」『この値段なら買わない!』といったルールを作ってそれを実践するように心がけましょう。
そもそも欲しいという気持ちは、一過性なことがほとんどです。中途半端な衝動買いは、結局、無駄になることが多いです。貯金ができる人は、買い物も計画的です。
8.食材はまとめて購入する
1週間で食材を買う日を決めてまとめ買いをしている人が多くいます。買物リストを作り、1週間で使い切れるようにしています。葉物野菜は傷みやすいため足りなくなった場合に限り途中で買い足すなど工夫をしています。
なるべくスーパーに行かないようにすることが大切です。スーパーに行く機会が増えると、予定のない買い物をついついしてしまうからです。
お金が貯まる人は、冷蔵庫も整理整頓が上手く、賞味期限切れを防ぐことができます。つまり、食材を無駄にしないということです。
9.コンビニは必要最低限で利用する
コンビニは便利で誘惑が多い場所です。ですので、用事がある以外は、立ち寄らないようにしましょう。
つい入ってしまうと、余計な買い物をしてしまいがちです。コンビニは一回の金額が少ないから油断しがちですが、回数がかさむと出費が大きくなってしまいます。
10.大きなお金は計画的に使う
計画的に貯めて、必要とあらば大きなお金であっても迷いなく使います。計画的にライフプランを考えて、マイホームや結婚、教育費、車、老後資金など将来必要になってくるお金をコツコツと準備しています。
貯金ができる人は、その時が来ても困らない様に準備をしている人がほとんどです。
目標をもってお金を貯めて、使う時がくれば迷いなく使います。無駄遣いをせずに、お金を生かす使い方を知っています。
11.ATMを頻繁に利用しない
貯金ができる人はATMをあまり頻繁に利用しません。無くなったら都度、下ろせばいいという考えは危険です。何度も下ろしているとその度に手数料を銀行に取られています。
ATMを利用する頻度を月に1・2回にして、その中でやりくりするようにしましょう。
12.目的別に口座を分ける
口座を分けてお金の流れを把握しています。
銀行口座がひとつだけだと、生活費や貯金など全てが一緒になって収支が分かりにくくなり、今いったいどれだけ貯金があるのか、何にどれだけお金を使っているのかが分からなくなってしまいます。
貯める口座と使う口座を分けるようにしましょう。
使う口座は、生活費だけをまとめるようにしましょう。今月どれくらいのお金が残っているか把握しやすくなります。
貯める口座は、近未来用の貯める口座と将来用の貯める口座との2つに分けましょう。近い未来と遠い未来とで分ければ、将来に向けてどれくらいのお金が貯まっているのかすぐに把握できます。
貯金ができる人の習慣には工夫がいっぱい
貯金ができる人はケチではありません。使いどころをきちんと知っていて、無駄なお金を極力使わない工夫であったり意識づけができている人なのです。
貯金ができない人は、日頃の生活習慣をちょっとだけ見直してみるのはいかがでしょうか。この習慣を意識することで、自然と貯金ができるようになるかもしれません。
akari