二人暮らしをしていて、食費を節約したいなって考えたときに、そもそもどうすればいいのか、どれくらいに収めればいいのか分からなかったりすると思います。
ちなみに国の機関である統計局が調査を行っているんですが、二人暮らしの食費の平均額っていくらだと思いますか?
人数 | 食費平均額 |
---|---|
2.98人平均 | 79,439円 |
どんぴしゃの2人ではなくて2.98人とのことなんですが、これは2人以上世帯という意味です。つまり2人以上の家庭の数字が含まれちゃっているということです。
なので、この調査結果を参考にしますと、食費に約8万円を使っていることになり、二人暮らしの食費を推測すると約4〜5万円になるかと思われます。
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理想の金額に収めるための節約術やコスパの良い食材、簡単に作れる節約メニューといった有益な情報を紹介していきます。二人暮らしの食費を抑えたい人必見です。
二人暮らしの食費はどれぐらい?
食費は住んでる場所や働き方、食事に対するこだわりによって大きく変わってきます。それを踏まえたうえではありますが、世間一般的な数字として、1ヶ月の食費は4万円台が理想的と言われています。
食費は世帯収入の15%が理想
食費の目安として一般的に世帯収入の15%と言われています。収入別の目安を表にしましたので、15%がどれぐらいなのか確認してみてください。
収入の15% | |
---|---|
25万円 | 37,500円 |
30万円 | 45,000円 |
40万円 | 60,000円 |
50万円 | 75,000円 |
2人の収入が30万円ある場合、食費を3万円台に抑えられているのであれば十分に節約ができています。食費が5万円を超えてくるようでしたら、節約を考えた方が良いでしょう。
ありがちのことですが、使えるお金が2人分になりますので、増えた分もう少し食費にお金が使えると勘違いをしてしまい外食や不必要なものの購入頻度が増えてしまいます。そうなると、食費が一人暮らしのときよりも使ってしまうことがあります。
二人暮らしになると、二人の食事のタイミングや量、好みなどがぴったり合えばいいですが、違いがでてくると費用がかさみやすくなります。
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食費を節約するコツ
二人暮らしの食費を節約するおすすめの方法を紹介します。
食生活
外食を減らす
食費を抑える方法として、外食の回数を減らすことができれば簡単です。
たとえば昼食です。2人の昼食が毎日外食で700円かかったとします。そうすると1日で1,400円、月に平日が約20日くらいあるので28,000円かかってくることになります。昼食代だけで予算のほとんどを使ってしまい理想とされる40,000円をオーバーするはめになってしまいます。
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こだわりを捨ててみる
国産の肉や野菜がいい!冷凍食品は使わない!など食事に対するこだわりを持っている人は多いかと思います。
食に対してこだわりを持つことはいい事かと思いますが、節約に関していいますと妥協してください。健康に害がある場合を除き、「どうしてもこれだけは」という食材以外は安いものに変えていきましょう。
いろいろありますが、例えばお肉です。国産のお肉は当然美味しいんですが、どうしても値段が高くなってきます。このお肉をオーストラリア産やアメリカ産に変えるだけでも節約効果が見込めます。
もちろん安全性が気になるのであれば仕方ないですが、なんとなく国産がいいのかなと思っているのであれば海外産のものを試してみましょう。
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食材は国産じゃないとダメという固定観念は捨てて、節約の観点から考えて安い食材を使ってみることをおすすめします。
買い物
特売日やセールを活用する
買い物をするときは、特売日やセール品を狙っていきましょう。
献立を決めてから食材を買おうとすると、特売品を買えない場合がでてきてしまいます。そこでポイントとなるのが、チラシや特売品を確認してから献立を決めることです。
シュフーやトクバイといったアプリを活用することでスマホからお店の特売品を簡単に確認することができて便利です。
買い物に使う金額を決める
買い物に使う上限を決めましょう。その上で上限分の金額だけを財布に入れると確実です。
余分なお金を入れてなければ、使いようもありません。ついつい買ってしまう誘惑にも勝てますね。
1週間に1回ペースでまとめ買いをする
食材を買いに行く頻度として、1週間に1回にしてまとめ買いをしましょう。特売品をまとめ買いができれば節約効果が高いためおすすめですが、気をつけて欲しいのが賞味期限です。賞味期限内で消費できる量を買うようにしましょう。
徳用パックを狙う
肉や魚で特売品があればいうことはありませんが、無い場合も多いかと思います。そこでおすすめなのが徳用パックです。
徳用パックは、普通のパックよりも量が多いためg単位で計算するとお得になります。
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大きいサイズを狙う
これも徳用パックと同じ原理ですが、砂糖や塩、コショウといったよく使う調味料は、詰め替えができる大きいサイズのものを買いましょう。詰め替え用はボトル代が含まれていないですし、量も多いことからg単位でかなりお得になります。調味料が無くなるたびにボトルのものを買うよりも圧倒的に経済的です。
調理
出来合いのものを上手く使う
これはソースに限った話です。ソースではなく料理の場合は、出来合いのものより自分で作った方が安上がりです。
ソースはソースでもとくにパスタソースを上手く活用してください。料理上手な人はソースもパッと作れるかもしれませんが、とはいえ手間がかかります。その点、出来合いのソースであれば温めてあえるだけです。
パスタといったらミートソースというくらい出番の多い人気の料理ですが、出来合いのソースであれば2人前で100円を切ってきます。自分で作る場合は、挽肉やトマト、たまねぎといった材料を用意する必要があります。これを余り物以外では100円以下で用意することは難しいはずです。
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麺類のコスパが良い
麺類は量もありながら値段が非常に安価に設定されています。メインにすべき料理です。
献立からお肉や魚のメイン料理を抑えるようにして、その分、麺料理を増やしていきましょう。ボリューム感を保てますし、1食あたりの食費を安く抑えることができます。
コスパの良い食材を使う
栄養価が高くて安い食材はたくさん存在します。コスパの良い食材を積極的に使っていくことで、食費が抑えることができます。
たとえば、豆腐ハンバーグです。お肉で作るハンバーグに比べて豆腐ハンバーグであれば食費を節約することができます。さらにお肉に比べてヘルシーということもあり、ダイエット効果も見込まれます。節約も出来て健康にもなれるので一石二鳥ですね。
比較的調理が簡単でコスパの良い食材を表にしましたので紹介します。下記の食材が特売品になっていたら積極的に狙っていきましょう。
お肉 | 豚コマ切れ肉 鶏むね肉 |
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魚 | 鮭の切り身 鯖の切り身 |
野菜・豆製品 | キャベツ もやし じゃがいも 豆腐 納豆 |
麺類 | パスタ麺 そうめん |
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食材から献立をたてる
買い物にも繋がってきますが、献立を考えてから食材を買うのは止めましょう。家にある食材から作れる献立にしましょう。
作りたい料理のために食材を買っていると、食材が余ったときに使い道がなくなってしまうからです。
家にある食材で献立が思い浮かばないときは、レシピサイトを使うと参考になります。クックパッドやDELISH KITCHEN、クラシルなどいろいろありますが、ご自分に合ったサイトを利用することで献立が浮かんでくるかと思います。
サイトを見てみれば分かりますが、定番のメニューはもちろん、アイデアメニューなど刺激を受けるレシピがたくさん掲載されています。
飲み物を自分で用意する
意外と忘れがちなのが飲み物です。ペットボトルや缶などを毎日1本買っていると、値段にもよりますが1ヶ月で3千円~5千円ほどかかってきます。これが2人分であれば6千円~1万円ほどになってきます。可能な限り抑えていきたい出費ですよね。
簡単なのがパックを買ってきて自宅でお茶やコーヒーを作ることです。それを水筒に入れて持って行けば、飲み物代を節約することができます。
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食費の節約に役立つ料理
1食あたりの食費が安く、簡単に作れるメニューがあります。コスパの良い食材を積極的に使うことで、食費を節約することができます。
そのうえで調理方法を工夫すれば、食費の節約だけでなく光熱費の節約もできます。