電気を使うものは基本的に便利なものが多いこともあり、ついつい使ってしまいがちです。そのため、電気代が高くなり困っている人も多いのではないでしょうか。
電気は、毎日使うものだからこそ節約することができれば効果は大きいです。そこで今回は簡単で、手軽に実践できる電気代節約の方法を紹介していきます。
こまめに電気を消す
電気はこまめに消すというのはよく聞く言葉だと思います。これは正しくて、電気代を節約するなら率先して実行するようにしましょう。
こまめに消すものとして照明が該当してきます。照明の消費電力はさほど高くないんですが、長時間使うものであり、また使っている数が多いので、こまめに消すことで着実に電気代を節約することができます。
照明だけじゃなく、テレビやエアコンであっても同じです。使わない時はこまめに消すようにしましょう。
さらに、電化製品は使っていないくてもコンセントに繋げているだけで電力を消費します。いわゆる、待機電力というものです。ですので、使わない電化製品はコンセントから抜くようにしましょう。
つけっぱなし繋がりっぱなしになりがちですが、電気をこまめに消すことは簡単な電気代節約の王道です。
電化製品の節約ポイント
電化製品ごとに節約できるポイントがあります。
このポイントを押さえることで、簡単に電気代を節約することができます。ここでは、ご家庭で電力消費量が多い家電をピックアップしています。
冷蔵庫で節約
家庭内で電気消費量が最も多い電化製品は冷蔵庫になります。
冷蔵庫は、基本的に止めることができないものなので、節電しようがないのではと思うかもしれません。ですが、この冷蔵庫ですが、ちょっとした工夫をするだけで節電効果が期待できます。
工夫次第で節電できる冷蔵庫
- 設定温度を「強」から「弱」にすることで年間約60kWhの節電に
- 冷蔵庫は外との温度差によって効率良く冷えので壁から適切な間隔を置いて設置する
- 冷蔵庫内にものを詰め込み過ぎない
- ドアの開閉によって内部の温度が上がるのを防ぐため無駄な開閉をしない
- ドアを開ける時間を短くする
照明器具で節約
照明をこまめに消すこと以外でも節電が出来ます。
照明をLEDに取り替える
- 白熱電球からLEDランプに取り替えて年間約80kWhの節電に
- 使っていない照明はこまめに消して、点灯時間を短くする
エアコンで節約
エアコンによる電力消費量は本当にバカになりません。冷暖房による電力消費がとても大きいため、節電できると効果はとても大きいです。
エアコンの温度設定が節電に繋がる
- 冬は室温を20C°に、夏は28C°を目安に温度設定する
- 冷房も暖房も必要な時だけつける
- ドアの開閉を減らすことで室内温度を安定させる
- 扇風機を使って部屋の空気を循環させる
- 月に1回はエアコンのフィルターを掃除する
テレビで節約
見ていないテレビがつけっぱなしということはありませんか?
テレビは意外と電力消費量が多いんです。つけっぱなしによる無駄な電力消費を少しでも減らすことが出来れば電気代を節約することができます。
デレビでの節電もこまめに消すのが重要
- 画面の最大輝度を最大から中に調整する
- テレビの主電源を切る
- 誰もテレビを見てない時は消す
省エネ家電を選ぶ
こまめな節電を行うことは電気代の節約に有効な手ですが、電化製品を省エネ家電に買い替えるのも効果の高い手になります。
家電量販店でよく見ているかもしれませんが、省エネ家電を選ぶ時に基準となるものがあります。
省エネルギーラベリング制度がそれに該当してきますが、省エネ基準を達成した電化製品には緑色のマークが表示されています。省エネ基準の達成率が高いほど、省エネ性能がすぐれた電化製品となり、★の数で表示されているので分かりやすいはずです。
エアコンや冷蔵庫を選ぶときにはこのマークを参考にすると電気代の節約に効果が見込まれます。
契約アンペアを変更する
電気代が高いと感じるときに、そもそも契約アンペアが合っていないということがあります。
契約アンペアを変えることで電気代の節約が実現できるかもしれません。どういうことかといいますと、30Aで十分なのに契約アンペアは60Aになっているというパターンです。
たとえば、東京電力でいえば、30Aの基本料金が858円ですが、60Aだと1,716円になります。これは極端な例になりますが、違いでいいますと2倍くらいの差になってきます。
まずは、ご家庭の使う電力量を把握して、適切な契約アンペアにしましょう。
電気料金のプランを見直す
電気料金のプランを見直すことで簡単に節約することができます。電力会社によって、様々なプランが用意されています。夜に電気代が安くなるプランや土日に安くなるプランなど様々です。契約できるプランは地域によって異なりますが、ご家庭に合ったプランを選ぶことで、それだけで電気代の節約になります。
電力自由化により電力会社を自由に選べるようになりました。良心的な電力会社を比較・検討してお得な電力会社を探しましょう。私もスマホを格安スマホにしたときに電気も替えました。
電気料金のプランを切り替えるのは、本当に簡単だし、お手軽です。
まとめ
電気代を節約する大事なポイント
- こまめに電気を消す
- 電化製品の使用方法を工夫する
- 古くなった電化製品は省エネ家電に買い替える
- 契約アンペアを変更する
- 電気料金のプランを変更する
電気代の節約は、一つ一つが少額なので節約効果をすぐには感じにくいかもしれません。ですが、1ヶ月、1年、3年と続けていくことでかなりの差が出てきます。
電気は毎日使う大事なものです。上手に節約するようにしましょう。