家計の無駄をできるだけ省いて出費を減らしたいと思い日々やっている習慣が、節約に繋がるどころか、実は家計の出費を増やしてしまっていることがあります。
今回は、そんな日常生活で気を付けたい節約習慣の落とし穴を紹介していきます。
目次
節約のつもりが無駄遣いになっていることも
もらったクーポンを必ず使っている
アプリやサイト、チラシなどに付いてくるお得なクーポンですが、使わないと損した気分になってしまっているかと思います。
お得に買い物ができるのがクーポンというイメージになっているかと思いますが、このクーポンの目的は、そもそもお店側がお金を使ってもらうためのサービスの一環なんです。
ですので、安くなるからと言って、買う予定のないものに対してクーポンを無理して使う必要はありません。
スーパーのセール品に飛びつく
スーパーに買い物に行くと、生鮮食品が割引されていることもあるかと思います。セール中には、半額以上になっている生鮮食品なんかも見つけることができます。セール品ですが、安いと思って飛びついてしまうことはありませんか。
安いからといってすぐに買ってしまうのは止めましょう。そもそも食品が値下がりするということは、賞味期限が迫っているからです。
もし、安いからといって食べきれない量の食品を買ってしまい、無駄にしてしまってはとてももったいないことです。本当に食べたいものか、食べきれる量なのかをよく考えてからにしましょう。
送料を無料にするため追加で購入する
自宅にいながら欲しいものが買えるネットショッピングですが、毎回、気になるのが送料だと思います。
たとえば、3,000円以上の購入で送料が無料になるというお店があったとします。送料は一回につき500円かかります。こういった場合、送料を払いたくないので、何か追加して購入金額を上げて送料無料にと考えてしまいがちではないでしょうか。
追加で購入するものが必要なものなら問題ありませんが、送料無料にするために、あまり欲しくもないものを購入したり、他の店であればもっと安く買えるものを購入することになると、無駄な出費になってしまいます。
無理をして送料を無料にするより、送料を普通に支払った方が損をしないということもあります。
容量の大きい調味料や食材を買う
スーパーに行って容量の大きい調味料だったり食材を見つけるとなんか嬉しくなりますよね。使うものだし、お得な大容量を買うべきだと思っている人も多いかと思います。
ただ、大容量のものを買って、使い切らないうちに賞味期限が切れてしまった場合、結局捨ててしまっては、とてももったいないことです。
また、お徳用サイズを買うことで、まだまだいっぱいあるからと普段よりも多めに使ってしまうことがあります。大容量の調味料や食材を買い物するときは、割安であっても使いきれるかしっかり考えてから、問題ないと判断できてから購入するようにしましょう。
キャッシュレスによって出費が増える
PayPayやLINEpayなどのpayや電子マネーといったキャッシュレスは、ポイント還元であったり割引によってお得に買い物できます。
キャッシュレスだと簡単に使えるということもあり支払いのハードルが低くく、ついついたくさん買ってしまうことがあります。
これを防ぐ対策として、ひと月に使える金額をあらかじめ決めておくことです。また、キャッシュレスで支払ったときには、その都度、残高を確認しましょう。こうすることで使いすぎを防ぐことができます。
もし、オートチャージを設定している場合には注意が必要です。オートチャージの機能とは、一定の残高を下回ると自動的にクレジットカードからチャージされるという機能になります。つまり、残高を気にすることなくキャッシュレス支払いが使えてしまうんです。
キャッシュレスは、お金を使っている感覚が現金よりも感じにくいので、ついつい無駄な出費が増えてしまいがちです。キャッシュレスを使うのであれば、必要な分だけを現金でチャージするようにしましょう。
百均で買いすぎる
100円で何でも買える便利な百均です。本当に便利なんですが、必要なものじゃないのに、使えそうという、なんとなくな気持ちで買ってしまうことも多いかと思います。この必要ないものでも、100円だからとりあえず買っておこうという考え方は止めましょう。
必要な物をあらかじめリストにしておいて買い物に行くようにしましょう。物によっては、百均じゃなく他のお店で買ったほうが安く購入できることもありますので、買う前に百均が本当にいいのかよく考えましょう。
まとめ
節約のつもりでしている毎日している行動が、無駄遣いになっていることが実はあったりします。日常生活で無駄遣いに陥りがちな行動に気を付けて、お金を賢く使うようにしましょう。