現状を把握して無駄なところを削ったうえで、自分のできる範囲で収入を増やすことができれば、普通に生活する分には困ることがなくなります。
次のステップを繰り返すことでお金に困らない生活を送ることができます。
- ステップ1:今の収入や支出を把握する
- ステップ2:不要な固定費をやめる
- ステップ3:貯金が増えてきたら定期預金やおトクなキャンペーンで増やす
- ステップ4:自分のできる範囲で稼ぐ
- ステップ5:ステップ1~4を繰り返す
目次
お金に困らないために必要な5つの大事なステップ
ステップ1:今の収入や支出を把握する
現状を把握するためには、1円単位まで細かく見るほうがいいのですが、難しいのであればざっくりとした把握でも問題ありません。自分がいったい何にいくら使っているのか数値化して、認識することが大事なんです。
家計簿アプリがとても便利でいろいろな種類が用意されていますので、スマホを使って日々の出費を記録していくのが便利で簡単です。
ステップ2:不要な固定費をやめる
貯金を増やすために必要なことは、毎月の出費をいかに減らせるかということです。
毎月の出費の中に固定費が含まれているのなら、その固定費は本当に必要なのかを考えましょう。考えたうえで、必要ないと判断できたのならば、その固定費を削減しましょう。
出費を削減するときに、まずは食費の削減と考える人が多いかと思いますがあまりおすすめできません。食べるという行為は、生きていくうえで欠かせないとても大切なものです。
ですので、出費を削減するのなら食費から節約するのではなく、それ以外のところから始めましょう。そして、他に手を付けるところがないという場合になったら、食費を節約するというようにしましょう。
ステップ3:貯金が増えてきたら定期預金やおトクなキャンペーンで増やす
固定費の削減によって貯金が増えてきたら、お金を増やすことも検討しましょう。お金を増やすために利用したいものが、数えきれないほどあります。
今後、お金に困らないためにも、使えるものはどんどん活用するようにしましょう。
積立定期預金
先取り貯金をするのであれば、よく使っている銀行などで積立預金を始めるのが簡単です。給料が口座に入金されたタイミングで積立をすることができます。
この積立定期預金というのは、毎月決まった日に、普通預金から決まった金額を自動的に別の口座に積立する預金になります。そして、毎月の積立だけでなく、ボーナスがあったときに積立額を増やすことができます。この積立定期預金を使って、毎月コツコツと貯めていくことができるのです。
また、上手に積立をするのであれば、金利にもこだわることをおすすめします。
つみたてNISA
つみたてNISAですが、少額、長期、積立によって資産を形成するための非課税の制度になります。1年間に40万円まで積立することができます。
つみたてNISAですが、運用した利益を20年間非課税になるという嬉しいメリットがあります。通常、こういった利益には20.315%の税金がかかってきます。
たとえば、10,000円ほどの利益が出た場合、2,031円が税金として支払うことになります。この利益が大きければ大きいほど税金も増えてくるので、20年間非課税というのはとても大きなメリットになります。
iDeCo
つみたてNISAと同じように毎月積立しながら運用していくのが個人型確定拠出年金、iDeCoという制度があります。このiDeCoは、いつでも換金できるつみたてNISAと違って、積み立てたお金を受け取れるのは原則として60歳以降になります。
iDeCoには税制優遇があって、積立している掛金の全額が所得控除になります。積立と節税が両方できるお得な制度になります。
外貨預金積立
外貨預金とは、米ドルや豪ドルといった外国の通貨と円を交換して、交換した外国の通貨で積立をすることになります。選ぶ金融機関や通貨によって差がありますが、円の金利よりも高い金利で運用できるのが魅力になります。
外貨預金での積立は、時間をかけてコツコツと積み立てていくことになり、金利の差によって受け取る利息に大きな差が生まれてきます。
選ぶ金融機関によっては少額から始められますので、外貨での投資が未経験であってもハードルが低いかと思います。
注意する点があり、外貨で積立るので、為替レートによっては、元本割れになる場合がありますので頭に入れておきましょう。
ステップ4:自分のできる範囲で稼ぐ
稼ぐ方法ですが、最も簡単な方法としては必要のないものを売ってお金に変えることです。そのために、新しいものを買うときには手放すことも同時に考えるようにしましょう。
そして、収入を増やすために必要なのが自分自身の体と能力になります。健康を維持するためや仕事、将来にわたって使えそうなことに対して、積極的に投資するようにしましょう。
何をするにも体が資本だということを忘れないようにしましょう。
ステップ5:ステップ1~4を繰り返す
辛いことかもしれませんが、しっかりお金と向き合ってみて、ステップ1〜4を実践していきましょう。そうすることで、お金に困らなくなるはずです。
もちろん、すぐには効果は出ないかもしれません。ですが、続けていくうちに変化がでてきます。積み重ねがとても大事なんです。
お金を使うときは、本当に必要か、投資になるのかを考える
買うつもりがないものをついつい買ってしまっている場合、なぜ買ってしまうのかをしっかり考えることが、無駄使いの防止になっていくはずです。
この、ついつい買ってしまうという行為は、計画性がないということの現れかと思われます。
欲しいなと思ったときに、本当に自分にとって必要なものなのかと考えて立ち止まるようにしましょう。自分の中に判断基準を作っておけば、衝動買いを防ぐことができます。
必要なものかどうか迷うようであれば買わないようにして、その浮いた分をつもり貯金にして貯めるのがおすすめです。無題使いを防ぐには、買い物をしたい気持ちをどうコントロールできるかに尽きます。
失敗したなと気持ちだけで終わっていると、いつまでたっても改善できません。失敗をどうすればいいのかと考えるようにして、少しずつでも自分の気持ちをコントロールできるようになりましょう。
生活するうえで必要かどうか、将来への投資になるかどうかの2つを意識しておくと気持ちのコントロールができるかと思います。